認知特性とは|自分の得意な考え方や記憶の傾向を知る

Cognitive traits
  • 会話したときに聞いた内容を思い出すのが苦手
  • 言葉だけで説明されても頭の中でイメージがつかめない
  • 本を読んでも話の流れを理解するのが難しい

このように思ったことはあるでしょうか。

原因は、認知特性の違いかもしれません。

自分の認知特性を知っていると、得意なこと、不得意なところが見えてきます。

今回は、認知特性とは何かを説明します。自分をどう成長させるかを考えるきっかけになると思いますよ。

この記事を読むと分かること
  • 認知特性とは何か
  • 認知特性のタイプごとの特徴
  • 認知特性の違いが生き方や考え方にどう反映されるか

認知特性とは?

認知特性とは、その人がどのように情報を処理しているかという傾向のことです。

これだけ言ってもよく分からないですよね。

私たちは、日々五感を使って外部からの刺激を情報として得ています。

五感とは
  • 視覚
  • 聴覚
  • 触覚
  • 嗅覚
  • 味覚

その五感を使って得ている外部からの刺激とは、次のようなもののことを言います。

外部からの刺激
  • 外に見える景色
  • 人の声や鳥の鳴き声などの音
  • タオルの柔らかさなどの肌感覚
  • 美味しそうな食べ物のにおい
  • 舌で味わう食べ物のおいしさ

普段何気なく過ごしていますが、常に五感をフル稼働させながら生きています。

一般的に、人間が得る情報のうち視覚情報が80%以上を占めると言われています。

それらの情報を頭の中でどう処理するかという点が、人によって異なるのです。

たとえば誰かのプレゼン発表を聞いているとき、同じ場にいても情報の受け取り方は人によって異なります。

スライドに書かれている図を見ると理解しやすいな。

スライドに書いてある説明文が分かりやすい

スライドを見るよりも、話している言葉を聞くとよく分かる

このように、人によって異なる情報処理の方法を認知特性と言います。

認知特性は遺伝による影響が大きく、先天的にある程度決まっているとの見方が強いです。

大幅な変化はないかもしれませんが、成長過程の環境次第では優位な情報処理方法が変わることもあり、あくまで傾向であると言われています。

認知特性は絶対的なものではなく、変化しながら揺らいでいるイメージです。

自分の認知特性を知ると、今までの人生を振り返って確かにその傾向が強かったと納得するかもしれません。

これまで勉強方法や生き方で悩んでいたことの原因が分かってすっきりすることもあるでしょう。

実際、僕は認知特性というものを知ってから気持ちが軽くなりました。

自分が劣っているように思えていたけれど、得意な思考タイプではなかったというだけのことだと思えるようになりました。

あとで僕の認知特性の診断結果と合わせて説明します。

認知特性について知れば、生き方の方向性に自信を持つことができるようになるでしょう。

認知特性を診断する

自分の認知特性について知りたい方は、以下のリンクから簡単に自己診断できます。5分もあれば診断できますよ。

本田40式認知特性テスト 診断ツール
エクセルシートをダウンロードして40の質問に回答を記入すると、診断結果がグラフで表示されます。
https://micri.jp/ninchitokusei/

前置きが長くなりましたが、ここからは認知特性についての詳細を説明します。

認知特性の分類

認知特性の6つのタイプ

認知特性は、大別して3つ、さらにその3つを2つに分けた合計6つのタイプに分類されます。

視覚優位者・写真(カメラ)タイプ
・三次元映像(3D)タイプ
言語優位者・言語映像(ファンタジー)タイプ
・言語抽象(辞書)タイプ
聴覚優位者・聴覚言語(ラジオ)タイプ
・聴覚&音(サウンド)タイプ

各タイプの特徴についての詳細を説明します。

写真(カメラ)タイプ

カメラタイプの人は、カメラでシャッターを切るように、目で見たものをそのまま画像として記憶するタイプです。

写真(カメラ)タイプの特徴
  • 視覚優位
  • 2次元の画像として記憶する
  • イラストや図で表現するのが得意

思考するときも2次元で考えるため、絵や図といった形にすると理解しやすい特徴を持っています。

頭の中で画像として記憶しているため、会議やプレゼンの資料を作るときに、イラストや図で表現することに長けています。

言葉から連想されるイメージを絵などに落とし込んで表現すると記憶しやすいでしょう。

三次元映像(3D)タイプ

3Dタイプの人は、物事を映像として記憶しています。

カメラタイプと異なる点は、時間と空間の認識が加わった点です。

三次元映像(3D)タイプの特徴
  • 視覚優位
  • 3次元の映像として記憶する
  • 立体物の記憶が得意

人の顔は常に表情が変化しており、かつ鼻や耳など立体的な形をしているのですが、頭の中で鮮明に人の顔を思い出せます。

時系列を把握することも得意なため、初めて行った場所でもどの道から来たのかをよく覚えており道に迷うことは少ないでしょう。

言語映像(ファンタジー)タイプ

ファンタジータイプの人は、文章を映像化することが得意なタイプです。

同時に、映像を言語化することも得意なタイプと言えます。

言語映像(ファンタジー)タイプの特徴
  • 言語優位
  • 文章を映像化して記憶する
  • 映像の言語化も得意

本を読んで頭の中でイメージを浮かべることができたり、逆に頭の中でイメージしている物語を文章に落とし込むことが出来たりします。

いわゆるバランス型のタイプです。

言語抽象(辞書)タイプ

辞書タイプの人は、文章を図式化することが得意なタイプです。

言語抽象(辞書)タイプの特徴
  • 言語優位
  • 抽象的なイメージとして言葉を記憶する
  • 文章を図式化するのが得意

文章を分かりやすくまとめることができ、学生時代にノートを取るのが上手かった人はこのタイプの傾向が強いかもしれません。

会議中やプレゼンにおいて、参加者全体の理解が乏しい場面でこのタイプの人の近くにホワイドボードがあれば、図式化して説明してくれるでしょう。

頭の中に描いているイメージの概念図を示してくれて、全体像の把握に役立つはずです。

聴覚言語(ラジオ)タイプ

ラジオタイプの人は、文章や言葉を音として聴覚で捉えることが得意なタイプです。

聴覚言語(ラジオ)タイプの特徴
  • 聴覚優位
  • 文章や言葉を音として記憶する
  • 聞いた話を理解するのが得意

気に入った言葉を繰り返し口ずさんだり、語呂合わせで歴史の年号や英単語などを覚えるのが得意だった人はこのタイプの傾向が強いと思われます。

人から聞いただけの話の内容をよく覚えていたり、難しい話を聞いたときに理解が早かったりします。

言葉を言葉のまま処理するので、誰々がこう言っていた、と人づてに話をするときも正確に伝えることができるでしょう。

聴覚&音(サウンド)タイプ

サウンドタイプの人は、音を音のまま認識することが得意なタイプです。

聴覚&音(サウンド)タイプの特徴
  • 聴覚優位
  • 音を音のまま記憶する
  • 音マネや外国語の習得が得意

常に頭の中に音楽が流れていたり、絶対音感を持っていたりするのがこのタイプの特徴です。

言葉を音階と結び付けて覚えていたり、聞いた音を真似するのが上手い傾向があります。

そのため、外国語を耳で聞いて覚え、発音を習得するのにも時間がかからないでしょう。

しろさばの認知特性の診断結果

僕が認知特性を診断してみた結果は、上記のようになりました。

わりと偏ってますね。

①、③、④が同じくらいで最も高く、次いで⑤が高いです。②と⑥は低いですね。

診断結果を見るに、2次元画像と言葉で考える傾向が強いようです。

ただ、僕の実感としては、もっとカメラタイプだけが大きなグラフになるのかなと思っていました。

僕は、何かを考えたり思い出したりするときは頭の中に浮かぶ写真のような景色を見て考えているからです。

診断結果的には言葉で考える傾向も強いと知って、自分のことを思い返してみました。

言われてみれば、文章を書くのは時間がかかるけど好きだし、言い換えや類語などを連想するのも得意な方かもしれないと気づきました。

頭の中に文字が見えていないから気づかなかっただけで、実際はラジオタイプの通りに言葉を意識して音として認識しているのかもしれません。

診断結果から新たな気づきを得られ、自分への理解が少し深まりました

まとめ

ここまでの説明をまとめます。

認知特性とは、その人がどのように情報を処理しているかという傾向のことです。

認知特性は以下の6つに分類され、それぞれで考え方や記憶方法の傾向が異なります。

視覚優位者・写真(カメラ)タイプ
・三次元映像(3D)タイプ
言語優位者・言語映像(ファンタジー)タイプ
・言語抽象(辞書)タイプ
聴覚優位者・聴覚言語(ラジオ)タイプ
・聴覚&音(サウンド)タイプ

自分の認知特性の傾向を知ると、新たな気づきが得られるかもしれません。

自分の得意を知って、ぜひ生き方や考え方に反映させてみてください。

最後に、もう一度診断ツールへのリンクを貼っておきます。

本田40式認知特性テスト 診断ツール
エクセルシートをダウンロードして40の質問に回答を記入すると、診断結果がグラフで表示されます。
https://micri.jp/ninchitokusei/

それでは。

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